- 監督 2003年入社
工事を進める時には、配管の納まりが悪くなる場合がどうしてもあります。その時は、積 極的にこちらから作業員に解決策を提案します。作業員も自身の立場での考えを述べます。 互いにコミュニケーションを図り、話し合いをすることで、より良い改善策が見出せ、現 場が円滑に回るようになります。品質が高く、完成度も高い仕事になるように、常に努力 しています。
藤原工業の信頼の厚さから、手堅い物件が多く、それゆえ失敗は許されません。自分が描 いた施工図面通りに工事を進められるように、現場の作業員と一緒に頑張っています。 しかし、新人の頃は同じ失敗をしてしまい、叱られることもありました。新卒だと、その 人が生まれる前から現場で仕事をしている作業員も多くいます。失敗を少なくするため、 前もって考えておくことが重要になります。わからないことは、社内の先輩が教えてくれ ます。一つ一つ仕事を覚えていくと、だんだん自分の描いた施工図面通りに建物が完成す るようになり、仕事が面白くなっていきます。
- 監督 1997年入社
藤原工業の仕事は、非常に高いクオリティを求められます。正確な施工図の作成と的確な 現場における指示が、それを可能にしていると考えています。機械で何個も同じものを作 り出すのと違い、建築物の設備工事は物件ごとに全て異なります。現場で少しでもズレが 生じたり、図面におかしいところがあったりした場合は、作業員とじっくり話し合い、問 題を解決するべく、お互いのコミュニケーションを図るようにしています。少しでもクオ リティの高い仕事となるよう常に心がけています。
私の仕事は、自分の手掛けた建物が『証』として何十年も街の財産として残り、人々の生活に根づいてい く、大変やりがいのあるものだと感じています。この仕事は、私一人の力で出来るもので はなく、現場に関わる数多くの人の力を合わせてこそ建物が完成します。これからも地元 に、自分の作品を増やしていきたいと思っています。今後は、このやりがいが感じられる 仕事を新入社員にしっかりと教え、後輩を一人でも多く育てていきたいと考えています。
- 監督 2018年入社
工事関係者と作業の進捗や計画について話し合い、図面や資料をきっちりと読み込んでから現場に入り、作業者に的確な指示を出せるように準備をしています。しかし、現場では臨機応変に対応しないと作業がスムーズに進まないことが多いので、さまざまな工法をシミュレーションし、工事の段取りについて徹底的に考えています。自分の考えを基に、上司や協力会社の人からも教わり、地道な努力をした結果、少しずつ信頼される指示を出せるようになっています。
大学では経営学部で学びました。文系からでも技術を習得でき、日々エンジニアとして成長を実感できる仕事であると思います。入社3年目で、二級管工事施工管理技士を取得しました。徐々に現場を一人で任されるようになっていますが、作業者の中にはベテランが多く、私とは親子ほどの年齢差があることもあります。現場で実践的に使える知識を体系的に吸収し、現場監督としてより一層の信頼を得るために、業務に必要な資格にどんどん挑戦していきたいと考えています。藤原工業は資格を取得すると毎月資格手当が支給されるので、意欲的に試験勉強に取り組んでいます。
- 監督 2012年入社
建築設備の現場監督は、設備施工図面を描き、その図面通りに設備工事が進捗しているか をチェックし、作業員の取りまとめをする仕事です。この仕事は、実際に現場に出て、覚 えることが一番早いと思います。あらかじめ事務所で自分の描いた図面を確認しますが、 施工内容は一つ一つの現場で全て工事内容や各業種の作業員が違い、同じものは一つもあ りません。建築現場では、様々な仕事を数多くこなしてきた各部門のベテランの作業員が 大勢います。自分自身でわからないことや疑問があれば、すぐに聞いて解決します。これ が現場での貴重な経験となっていきます。
建築業界では理系の方が活躍しているイメージが強いと思いますが、私は新卒入社の経済 学部出身です。現在では、専門分野の資格も取り、現場を任されています。藤原工業では、 文系も理系もスタートラインは同じです。文系だからと、不利なことは全くありませんで した。この業界は、すべての人が技術者(エンジニア)になれるチャンスがあるので、ぜ ひ挑戦してもらいたいです。社内の先輩や上司は非常にレベルの高い知識や技術がありま す。多少うまくいかないことがあっても、先輩に相談することで解決策を見出すことがで きます。未知の世界にチャレンジする精神のある方なら、自分を高いステージに成長させ ることができる業界だと思っています。
- 監督 1997年入社
私は、CADによる設計と施工図面の作成をしています。私たちの仕事は、完全な受注生産 です。現場では、内装や電気など様々な業種の人が関わり、建物の完成を目指します。大 きな現場になると、建築や電気等の複数の現場監督が指揮をし、作業員に指示をすること となります。その全員に理解してもらえるように、誰が見てもわかりやすい図面づくりが 必要です。文字がかぶらないようにしたり、配管の線を太くし見やすくしたりするなどの 工夫をしています。現場作業員の仕事が円滑に進むよう、よりわかりやすい施工図を作成 するよう常に心がけています。
藤原工業の社員は仕事に対する姿勢が非常に真面目です。与えられた仕事を途中で投げ出 すようなことは絶対にありません。当社は、県内の公共施設や大型商業施設、病院や介護 施設など街のランドマークとなる建物が多いので、工事に対する責任が非常に大きなもの になります。社員全員がそのような意識で働いているので、自分の仕事に対して責任ある 行動が自然に身についているのかもしれません。
- 技術営業 1995年入社
営業の仕事は、役所の入札に参加をしたり、設計図面を見ながら積算をし、客先から注文 を得るために金額の交渉をしたりして、工事の受注と契約をすることが主な業務です。実 際に金額を決め、お金を扱う部門となるので、お客様からの信頼が最も大切です。現場と 一体となって、お客様の様々な要望に応え、信頼を得られるよう日々努力しています。
私が入社した年の社員旅行は香港でした。藤原工業は毎年社員旅行がありますが、2年に 1回の海外旅行はとても楽しいです。今まで、中国、韓国、マカオ、タイ、シンガポール などアジアを中心に行きました。地元で働く私たちにとって、なかなか外国に行くチャン スが無いので、毎回非常に楽しみにしています。
採用担当者から
”ものづくり”は製造業だけじゃない!『たてものづくり』やってます! どんな建物の中にも天井内や床下・地面の中には、『管』がパズルのように張り巡らされて います。でも、普段の生活では目にすることは、ほとんどありません。 台所で水は出て当たり前、トイレは流れて当たり前、お風呂は入れて当たり前、エアコン は効いて当たり前、火事になったらスプリンクラーが作動して当たり前、その人々の『当 たり前』の生活を陰で支えているのが『藤原工業』の仕事です。建物を建てる計画準備段 階では、大変綿密な計算をして、納まりを考えながら施工図面をCADで描きます。工事が 始まれば、日々綿密な打ち合わせをしながら進捗状況の確認をします。建築現場でさまざ まな業者がそれぞれの作業を進める中では、トラブルや失敗も起こってきます。しかし、 建物の完成に向かうという同じ目標に全員が向かい、エネルギーがぶつかり、新たなモノ を生み出す瞬間に立ち合えるというこの仕事には、何物にも代えがたい達成感があります。 そして、自分の仕事が、街の財産として未来に残り、人々の暮らしに息づいていきます。 建築設備・機械設備を知っている方も、知らない方も専門分野のエンジニア(技術者)に 成長できる職場です。